個別取引の振り返り
手仕舞いした過去の取引について、問題点や改善点を振り返ります。
取引概要
今回の振り返り対象は以下となります。
6630 ヤーマン
2022-08-12 信用売 1,494@600
2022-08-19 返済買 1,584@300
2022-08-19 返済買 1,585@300
最終損益額:-54,300
最終損益率:-6.06%
空売り失敗の取引です。8/12から8/19まで1週間程ポジションをキープし、損切りで終わりました。エントリー直後から逆方向の値動きとなり、一度も反転することなく計画していた損切ポイントへ達しました。
この取引のチャートは以下となります。
戦略確認
取引開始当時の計画を確認します。チャートのキャプチャはエントリー当時まで巻き戻したものです。
日足チャート
移動平均線(5, 25, 75, 100, 200)、ボリンジャーバンド(±2σ)、MACD、RSI
週足チャート
移動平均線(13, 26, 52)、ボリンジャーバンド(±2σ)、MACD、RSI
取引計画
週足のMACDがデッドクロス間近であり、直近の週が強めに下落している。この勢いが継続することを予想して空売りを行う。目標は日足の200日移動平均線を最大とする。損切りは株価が日足のボリンジャーバンド基準線を超えた場合を考える。
取引区分:売
開始価格:1,494
目標価格:1,202 (-292) (-19.54%)
損切価格:1,590 (+96) (+6.43%)
リスクリワードレシオ:3.04
評価
この取引について評価します。
計画に対する評価
非常に悪い。
空売りを狙うタイミングではない。週足・日足のどちらを見ても反発する可能性がある。週足は移動平均線が上向き上昇トレンドで推移しており、13週移動平均線での反発は十分ありえる。日足はボリンジャーバンド下限に到達しており、反発の可能性が低くない。ここで続落予想は博打感が否めない。
目標価格が遠すぎる。到達までに反発ポイントがいくつもあり、それらを下抜くには相当な下げ圧力が必要となる。もし目標価格を現実的な価格で考えていれば、そもそも計画が良くないと気付けたかもしれない。リスクリワードレシオが悪化し、取引しようとは思わなかったはず。
手仕舞いに対する評価
良い。
計画通りの損切りができたことを評価する。手仕舞い後も株価は上昇を続けており、切っていなければ損失が膨らんでいた。ただ、結果論ではあるが計画まで粘らずにもっと早めに切っても良かった。ポジションを持ってから3日目には予想が外れたことを薄々感じており、損切りを決断する機会はあった。